notion APIを利用して、notion databaseをGoogle Spread Sheetに転記したい。
ちょうど「もっと思い通りに使うための Notion データベース・API活用入門」が出版されていたので、使ってみることにしました。
もっと思い通りに使うための Notion データベース・API活用入門
掌田 津耶乃（著）
単純にこの本に従ってまず作ってみようかと思い、Notion integrationを追加して、GASにキーを入れてあげたけども・・・
GASを保存すると「エラー 401: deleted_client The OAuth client was deleted.」と出る
最初はコードにどこかエラーがあるのだろうと思っていたが、特に書き損じもない。
調べるとGoogle Apps Scriptの承認エラーだった。（キャプチャを撮り忘れてた・・・）
つまりは。何か承認されていないと・・・ただし承認されていない理由としてはどう考えてもAPIが承認されていないことまでは分かる。
OAuth同意画面の設定ができていないことが原因と対処方法
Google Cloud Platform（GCP）にOAuth同意画面の設定ができていないということが調べてみてわかりました。
つまりは、GCPプロジェクトでOAuth同意画面を設定し、GASスクリプトにGCPプロジェクトを紐づける。
という作業が必要ということ。
新規GCPプロジェクトを差し替える方法
GCPプロジェクト新規作成
GCP（Google Cloud Platform）コンソールを開く
https://console.cloud.google.com/home/dashboard
- 左上のプルダウンできるところをクリック。
- 新しいプロジェクトをクリック
- 「プロジェクト名」と親組織またはフォルダがあれば「場所」を設定。作成。
OAuth同意画面の設定
- 左メニュー もしくは ハンバーガーメニューをクリックし「APIとサービス」を選択
- 認証情報認証情報をクリック
認証情報を作成
- 「認証情報を作成」をクリック
- OAuthクライアントIDをクリック
- 次のページに遷移し、「同意画面を設定」ボタンが表示されるのでクリック
UserTypeを選択
UserTypeで外部を選択し「作成」ボタンをクリック。
Google Workspace Business環境ではなければ外部しか選択できません。
アプリ登録と編集
OAuth同意画面
- アプリ名は任意で大丈夫。わかりやすい名前をつけます。
- ユーザーサポートメールはプルダウンで出てくるため現在使っているGmailで問題ないです。
3.スクロールしていくと「デベロッパーの連絡先情報」という箇所があるので、2で設定したユーザーサポートメールと同じ内容を入れ、「保存して次へ」ボタンをクリック。
スコープの設定
スコープでは何も設定せず「保存して次へ」をクリック
テストユーザー
テストユーザーも特に追加するものとか今回ないので、「保存して次へ」をクリック
設定内容を確認
設定内容を確認したら、「ダッシュボードに戻る」をクリック
アプリを公開
公開ステータスがテストになっているので、「アプリを公開」ボタンをクリック。
ダッシュボード上に表示されたプロジェクト番号をコピー
ダッシュボードに戻り、プロジェクト情報の「プロジェクト番号」をコピー。
Google Apps Scriptのプロジェクト差し替え
Google Apps Scriptを開き、歯車をクリック。
Google Cloud Platform（GCP）プロジェクトの変更
「Google Cloud Platform（GCP）プロジェクト」という項目で「プロジェクトを変更」をクリック。
Google Cloud Platform（GCP）プロジェクトの番号を変更
先ほど作ったGCPのプロジェクトの「プロジェクト番号」を追加し、「プロジェクトを設定」を追加。
スクリプトを再実行し再認証
GASの設定を実行する際に出てくる「権限を確認」以降は同様の作業となってくるため割愛。
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