グラフィック系ソフトを利用していると「複製」を利用するシーンが多々あります。
blenderでも良く使う機能でもありますが、「複製」と「リンク複製」2つ存在します。
目次
オブジェクト複製(Duplicate Objects)とリンク複製(Duplicate Linked)
オブジェクト複製(Duplicate Objects) | Shift + D |
リンク複製(Duplicate Linked) | Alt+ D |
オブジェクト複製(Duplicate Objects)
オブジェクト複製(Duplicate Objects)はオブジェクトの色やサイズなどの情報をコピー元のオブジェクトから独立させた形で複製。独立させているのでオブジェクトの変更を行ってもコピー元オブジェクトも、コピーしたオブジェクトも干渉することはないです。
リンク複製(Duplicate Linked)
リンク複製(Duplicate Linked)はオブジェクト元の情報をリンクさせ、共有した状態で複製。コピー元のオブジェクト、複製したオブジェクトいずれかで変更した場合自動的に反映されます。つまり、親子関係ではなく対等な関係ということになります。
ただし、オブジェクトモードにすると管理する位置や回転、拡大縮小は独立した情報として扱えるので、管理次第では便利に使える機能といえます。
リンク複製から共有を解除
リンクを解除させたいオブジェクトを選択し、
- オブジェクト(Object)
- 関係(Relation)
- シングルユーザー化(Make Single User)
- オブジェクトとデータとマテリアル(Object&Data&Material)
を選択すると解除できます。
既にあるオブジェクトをリンクで共有
既存のオブジェクトをリンクしてデータ共有することも可能です。
共有させたいオブジェクトをそれぞれ選択。共有させたい情報をもつオブジェクトを最後に選択することが重要です。
- オブジェクト(Object)
- リンクを作成(Make Links)
- オブジェクトデータ(Object Data)
で実行可能。
オブジェクトの複製という動作をかなり使うことになるだろうし、うまくオブジェクト複製とリンク複製を使い分けて効率的に作品を作れればいいのかなと・・・。
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