Adobe MAX Japan 2017 Preconferenceを受けてきた その2

Adobe MAX Japan 2017 Preconferenceー「Adobe XDでつくろう!はじめから学べるプロトタイプを取り入れたUIデザインプロセス」を受けてきた。

Adobe XDでできること、使ってて知らなかったこと(あまり使っていなかったもので)を覚書として書いたのですが、今回身になったことが知らない人とディスカッション形式のカンファレンスだったことがかなりためになったのでこちらも覚書。

正直、ペルソナを作ってディスカッションをすることの重要性はわかっているものの、その重要性をわかっている初心者と全くそこを理解していない初心者で利用しようと思ったら意外とハードルが高いなと感じていました。

実際ペルソナを作るにあたり、「デザインは目的を持って作るもの」という認識が個人的に強い私からしてみると今回のカンファレンスは体験できて方向性が明確になってよかったなと。

 

目次

前段として

  1. 誰のために作るのか
  2. どういったシチュエーションで利用してもらうのか
  3. どんなターゲット層と目標としているのか

というのが実際大事だったりすると考えていて、よくある依頼の目的が「Webサイトを作りたい」になっていること。

100%間違いではないものの、本来の目的ではないと考えています。

「Webサイトを作りたい」ではなく、「売り上げをあげるためにWebサイトを作りたい」というのが本来の目的であり願望なのではないのではないのでしょうか。

依頼された業種に関してのプロはクライアントです。我々デザイナーはエンドユーザーに追体験させる上で体験できる手段(デザイン)を選ぶプロだと思っています。「どんなお客さんに対して自分たちのサービスを伝えるのか」実際ここが重要だったりするのですが、なかなかここを知ってもらうのが難しいのも現状だったりもして、「ユーザーの事はわかっているからそこを考えなくていい」と言われるものの技術面のサポートができなくなるので、本来の目的の達成率が半減してしまいます。

なので、そもそものエンドユーザーがどうなのか、自分たちの商品はどういうものでターゲットを広げたいのか目的がわからないとペルソナを作ったところで共有できないという本末転倒な事にもなりかねないのも苦しいところであったりします。

 

ペルソナを作る時に私は間違っていたのかもしれない

制作に慣れている人同士が目的意識と企画の方向性を考えるのであれば、全員で個々で一旦ペルソナを作ってコアユーザーを探るのはできるかと思うのですが、実際制作畑の人間ばかりじゃないとペルソナを作って意識のすり合わせをするのはハードルが高いというのは痛感していて、ある程度作り上げたペルソナがどんなものを欲するのかというのを全員でアイデアを出すのも一つの選択肢なのかなと思いました。

 

もう一点はやはり否定はよくないということ。どんな機能を作り上げていくのかどんな人たちに使って欲しいのかの方向性を決めていくことが大事であって、足し算引き算をする前に材料がないと何もできないということを実感しました。

 

いろんな思考の人がいる

 

自分のプレゼンが正解かはさておき、発表することにより新たな視点が増えると実感したので、色々とアウトプットしなければと思いました。

他のグループの人たちのプレゼンも聞いたけど、どれも視点が違って面白かった。

アイデアの掛け合わせがみなさんうまかった。今回は女性向けのグルメ検索アプリのUIを考えるというお題だったんですが、マッチングアプリとグルメアプリの掛け合わせだったり、逆に機能を削いでシンプルにしたUIだったりと様々なアプリのイメージが出てきててアイデアの掛け合わせを日頃からやって訓練したほうがいいなと思えた1日でした。

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